公開日:2022/12/28
更新日:2022/12/28
映画鑑賞後レディボーイとは物別れに終わった。
このまま構想外にしたいところだが、部屋にはレディボーイの荷物が置いてあるので最低でももう1度は合流はしないといけない、かなり面倒臭い。
ラストナイトのお相手をホテルにペイバーするのは不可能なのでウォーキングストリートのショートタイムホテルを利用するのもいいなと考え、とりあえずウォーキングストリートへ向かう。
初日に黒人ガールをペイバーして以来今回の滞在では2度目のウォーキングストリートへやってきた。
とりあえず日本人から評価の高いバカラへ入店してみる。
実はお騒がせタイガールが働いていたパレス以外のゴーゴーバーに入るのは初めて。
パレスと違ってずいぶん広い店内だ。
ステージ前のソファに通されウィスキーをオーダー。
ステージに目をやると結構年齢を重ねていそうなガールと呼ぶのも厳しいタイガールが踊っている。
というか周囲のタイガールのほとんどが年齢いっていそうな感じ。
やたら視線を送ってきてくれるがかなり厳しい。
ウィスキーを飲んだら退店しようと思っているといきなり歓声がある。
ステージの向かい側にいたファランのおじさんが20バーツ札をばら撒いている。
それに殺到するタイガール達、実に景気の良い遊び方だ。
ある程度ばら撒き終わると追加とばかりにさらにばら撒いている。
現金をばら撒くのは人によっては下品に映るかもしれないけど自分もいつかはやってみたいと思った。
ここでちょうどウィスキーを飲み干したので退店。
バカラはファランが現金をばら撒いている以外面白くなかった。
スマホで情報収集するとウィンドミルというゴーゴーバーが過激で面白いらしいので早速向かう。
どうやら2階建てのようでとりあえず1階でビールをオーダーする。
席はほぼステージと0距離で、タイガール達はほとんど何も身に付けていない。
ステージ以外でもタイガール同士がスパンキングして絡み合っていたりととにかく過激なゴーゴーバーだ。
続いて2階にも移動してみるがこちらも客とタイガールの距離がかなり近い。
横のファランのおじさんは自分もステージに上がるかのような食いつき方だ。
正直とてつもなく可愛い子や美人な子はいないが、これだけ距離が近くて過激で客も変態揃いな空間なのでペイバーしなくてもとても満足度が高い。
ウィンドミルの異様な空間を楽しんでいるとレディボーイから着信が入る。
レディボーイに対してもう面倒臭い感情しか持っていなかったので無視していると連続で着信が入る。
嫌々電話に出るとレストランに来て欲しい、お金を貸して欲しいとのこと。
なぜお金が必要なのか聞くも明確な説明はなし、とにかく来てくれと。
ここで完全に頭に来たのでお別れをするべく一度ホテルへ寄ってレディボーイの荷物を全て持ってレストランに向かった。
レストランに着くと早速お金をくれとのこと。
私は遊ばせてもらったチップ分のお金と荷物を手渡し戦力外通告をする。
レディボーイは意味が分からないというような様子だが、今回パタヤに来て雑に扱われていることや再三のお金の要求にうんざりしたことを伝えると必死に謝ってくる。
その姿に少し心苦しくは思ったがそれ以上に不満を持っていのでこれで完全にお別れだとLINEもその場でブロックしてホテルへ戻った。
ホテルに戻った私はせっかくのパタヤラストナイトなのにこのままじゃ面白くないのでどこかでペイバーしようと思っているとフロントから電話が入る。
先ほど戦力外通告をしたレディボーイがホテルのロビーまで来ているそうだ。
追い返してくれと伝えるがホテルとして揉め事は困るから穏便に解決してくれとのこと。仕方なくロビーへ出向く。
レディボーイはプライドが高く腕力もあるのでパタヤでは観光客がレディボーイに暴行されるという事件がよく発生しているらしい。
一応私も身構えてロビーに行くとレディボーイは泣いていた。
人目もあるので暴行されないように細心の注意を払いつつも部屋に迎え入れることにした。
念の為すぐに防御姿勢に転じる体勢を取りつつも部屋へ。
しかしレディボーイは泣きながら謝罪を繰り返していた。ここまでして油断を誘って暴行されるということもないだろうと思い、レディボーイの謝罪を受け入れた。
確かにレディボーイにも生活や事情があるだろうし、お金を持っているだろう旅行者が来れば頼りたくなる気持ちもあると思う。私もマイペンライの精神が足りていなかったか。
遊んだチップ以上にお金を渡すつもりは無いと改めて伝えるとそれでも良いから一緒にいたいとのことでパタヤラストナイトも一緒に過ごすことにした。
こうして波乱のパタヤラストナイトは終了した。