公開日:2021/02/04
更新日:2021/02/04
気持ち悪いペッパーくんみたいなロボットに給仕されながら食事をしているとスマホが鳴る。
相手はなんとお騒がせタイガールからだった。
Contents
レディボーイに仕事の電話だと告げ中座する。
お騒がせタイガールはせっかくパタヤまで会いに来てもらったのに会わないのは申し訳ない、今日パレスへ22時に出勤するからペイバーしてくれとのこと。
もちろんOKする。
しかしこうなってくるとレディボーイとどうやってお別れするかだ。
悩みながら席へと戻る。
食後にレディボーイがもじもじしている。
どうしたか聞くと欲しいものがあるとのこと。
しまった、これは昨日の流れの再来だ。
だがセンタンをさっさと出てしまった。
助かったと思ったのも束の間金行と呼ばれるゴールドショップに連れて行かれてしまった。
金行とはパタヤの街中に点在しているゴールドショップである。
高額ショッピングになってしまうのでなるべく回避したいところ。
ゴールドショップ内は至るところに指輪や金がありとてもゴージャスな空間だった。値段を見ると数万バーツ、焦る私とは対照的にウキウキなレディボーイ。
この指輪が気に入ったとのことで値段は3,000バーツ、意外と安いと思っていたら30,000バーツだった。
流石に無理なのでレディボーイに伝えるととても残念そうだ。
でも無理なものは無理だから。近くにいた白人のおじいさんは買ってやれと言ってくるが余計なお世話だよジジイ。
結局指輪は買えずに金行を後にする我々。
レディボーイは一言も発しない、これはついに終わりかと悟った私はお別れを決意する。
まあ夜にはお騒がせタイガールをペイバーする為にパレスへ行くしちょうどよかったか。
ホテルに着き今まで遊んだ分とチップを渡そうとするとレディボーイはそのままベッドに横になっている。
帰らないのか不思議に思っていると、(私の滞在が)あと1日ある、最後まで一緒にいたいしあなたを愛する気持ちは変わらないとのこと。
ええ?この関係はまだ続くのか?好意を持たれるのは嫌な気分はしないが、こちらもお騒がせタイガールと会う、この旅最大にして最後のイベントが控えている。
どうしたものかと思いながらまたもベッドインしてプレイしてしまうのだった。
レディボーイが居座ってしまって参った私、いい手が思いつかないで困っていると時刻は20時を回っている。
やばいな、22時にはパレスに行かなきゃいけないのに。
するとレディボーイが昨日と同じように一度家へ帰るとのこと。
これはラッキー、今夜フリーになればパレスへ行けるしペイバーすることもできる。
レディボーイに戻ってくる時間を聞くと早く戻ってくるとのこと。いや、ゆっくりしてきていいよ。
具体的な時間を聞くも戻ってくる時LINEすると。
参った、ペイバーしてもレディボーイが戻ってくる可能性がある。
それにシャワーキャップや歯ブラシはレディボーイが使ってしまっているし、レディボーイの私物も隠しきれない。
とりあえずレディボーイを送り出しある一つの手を思いついた。
私はホテルのフロントにそう申し出るとびっくりしている。
それはそうだ、既に一部屋を取って滞在しているのだから。
しかしここはパタヤである。
フロントも事情を汲んでくれたようですぐに一部屋用意してくれた。
フロアも変えてくれたとのこと、それは変に気を使わなくてもいいよ。
とにかく準備万端整えた私はパレスに向かうのであった。

今日は昨晩と違って活気あふれるパタヤウォーキングストリート。
当然ゴーゴーバーのパレスもオープンしている。
初日、2日目とゴーゴーバーに入れなかったので今夜が初体験だった。
パレスに入った第一印象は狭い。店そのものが狭いけど、座席も狭く横の客と普通に肘当たるくらい密着していた。
とりあえずコーラを注文してステージを見渡すがお騒がせタイガールらしき子はいない。でもみんな可愛いくて笑顔でこちらにアピールしてくる。
ステージは交代制のようで次のグループがステージに上がり始めたが、そのうちの1人がステージを降りて私の方へ駆け寄ってくる。
あのお騒がせタイガールだ!初めて出会ってから半年、ついに再会をはたすことができたのだ。
お騒がせタイガールは友達も呼んでいいかとのことでちびちびとビールを飲んでいるおじさん達を尻目にタイガールを3人席につけてドリンクをたくさん奢り、私はド派手なゴーゴーバーデビューを飾った。
ちょっと奮発しすぎて手持ちが足りなくなり、セキュリティに連れられてATMまでバーツを下ろしに行ったが。
それでもせっかくの海外旅行、トップレスタイムもありゴーゴーバーでハメを外すのは楽しかった。
2時間ほどゴーゴーバーを楽しんだ私はペイバーをする為ママを呼ぶ。このママは日本語が少し話せるようでやたら絡んできて鬱陶しかった。
ペイバー代とドリンク代を支払っている時にママが私の首筋にキスマークを発見したようでそれを大きな声で叫んでいる。
私は全く気づいていなかったが、どうやらレディボーイにつけられたものらしい。
お騒がせタイガールは他の女と遊んだと機嫌を損ねてしまったようでペイバーには応じないと言い出す始末だ。
流石のママもこれには困ったようで私に謝罪してくれたがどうするんだよ。まさかタイのゴーゴーバーまで来て上山田のスナックのママが起こすようなトラブルが発生するとは思わなかった。
私もここで引き下がるわけにいかないのでなんとか説得してペイバーとなった。
やっとペイバー出来た私はお騒がせタイガールと共にアヤブティックホテルへ。
もちろん新たに取った部屋に向かう。
近況を報告し合いとても楽しい時間が過ごせた。
ノリが良くて表情がコロコロ変わってとても可愛らしい子だ。
今まで上山田のタイスナックで色々なタイガールと遊んだが、容姿はお騒がせタイガールを上回っていてもこの子のノリや愛嬌を上回るタイガールはいなかった。
会える確証もなくタイまで追いかけて来たのは他人から見れば本当にバカらしいかもしれないが、私はどうしても彼女と会いたかったのだ。
そしてベッドインも果たし、幸せな時間だった。
プレイ後もイチャイチャしながら就寝する。
5時頃レディボーイから着信が入る。これからホテルに帰ってくるとのこと。
幸いお騒がせタイガールはよく眠っているのでそっと部屋を出てレディボーイを最初から取っていた部屋に迎え入れる。
レディボーイは戻ってくるとそのままベッドで眠ってしまったので、タイミングを見計らいお騒がせタイガールの部屋に戻り朝を迎えた。
朝7時30分にお騒がせタイガールが目を覚ます。そろそろ帰るとのこと。
もう少し一緒にいたいけどこちらもレディボーイがいる為これ以上時間の猶予はなさそうだ。
一緒にシャワーを浴びてベッドインし、チップを渡してお別れする。
4ヶ月後上山田に行くからと再会を約束してお別れした。
お騒がせタイガールを見送り部屋に戻るとレディボーイもちょうど起きていた。
先ほどお騒がせタイガールと一戦交えてばかりで不安があったが、恐らくパタヤでのラストプレーになると思い気力を振り絞ってフィニッシュを迎える。
プレイ後シャワーを一緒に浴びるが、レディボーイも私の首筋のキスマークを見つけて他の女と遊んだのかと怒り出したがあなたが付けたんだろうに…