公開日:2021/01/22
更新日:2021/01/22
ホテルへ荷物を預けた私はセカンドロードからソンテウに乗り込みソイ6へ向かうのだった。
パタヤへ旅行へ行く方はもちろんご存知だろうソイ6。
このソイの左右には1階部分がバービアになっており、タイガールから次々とお誘いを受けることができる。
気に入ったタイガールがいればそのまま一緒にお酒を楽しみ、フィーリングがマッチすればそのまま2階に上がって違うことを楽しめる素敵な場所なのだ。
ショートタイムバーとも呼ばれることがある。部屋代が400バーツ、ショート代が1,000バーツぐらいが相場。
早速歩いてみるとタイガールから次々と腕を引っ張られて選ぶのが難しいぐらい。
でも私の目的地はこのソイ6の横、ソイ6/1である。
このソイ6/1はソイ6に並走しているにも関わらずとてもひっそりとした小道で洗濯屋や薬局などが並んでいる。
こちらの通りには女性が立っていてソイ6と同じように腕を引っ張ったり声をかけてくる。
いや、このソイにいるのは女性ではなくレディボーイなのだ。
ソイ6/1に限らないが、タイでレディボーイと接する時、彼女らは強引な勧誘や声かけをしてくるが決して雑な対応をしたり、はるな愛氏やクリス松村氏のようなおネエ系をいじる日本のように接してはいけない。
プライドが高く、男性の腕力と女性のような気性の激しさ持ち合わせているので注意が必要だ。
私は女性が好きだがニューハーフにも興味があり、日本のニューハーフのお店を何度か利用したことがある。
せっかくタイに行くのだから本場のレディボーイを体験したいと思っており、お騒がせタイガールに会う他にもレディボーイとプレイするのも楽しみにしていた。
早速歩いてみるとほとんど何も身に付けていないような際どい格好をして改造済みの巨乳なレディボーイがたくさんいた。
可愛い系ではないがまさにレディボーイといった感じだ。
高身長巨乳レディボーイに声をかけられる。
1,200バーツで部屋代が400バーツとのことでOKし、薄暗い階段を登り二階へ。
通された一室は生活感のあるお世辞にも綺麗とは言えない部屋だ。シャワーもお湯がほぼ出なかった。
東南アジアへ来て汚い部屋でレディボーイと一戦交える、非日常感たっぷりでとても楽しかった。
ちなみにレディボーイは身長が185㎝以上ある割に下の方は私より小さかった。
プレイ後ちょうどチェックインの時間を過ぎていたのでビーチロードへ出て、ソンテウでアヤブティックホテルへ向かう。
対応してくれたスタッフはなかなか可愛らしい子でパスポートを見て私が日本人だと分かると日本語で挨拶してくれた。
必要書類にサインをしデポジット1,000バーツを現金で払い部屋へ。
無料のウェルカムカップラーメンが置いてあった。


私が予約したのはスーペリアルームで一泊5,000円ほどだった。
もちろんダブルベッドを選択。


バスルームはシャワーのみで排水溝は少し臭く、水の流れは悪かった。
トイレはウォシュレットなしでタイお馴染みのハンドシャワー式。
お騒がせタイガールからLINEも来ており、まずはゆっくり休んで欲しい、あとで改めて連絡するとのこと。
その後3時間ほど経過しLINEするが返事はなし。
まあまだ3日あるし今日は違う子で遊ぼうかと考える。
実はお騒がせタイガールに会えない可能性も考えて、日本出発前にThaiFriendlyというマッチングアプリでパタヤ在住の何人かとやり取りしていた。
その中でもフィーリングが良さそうなレディボーイがいたので会う約束と取り付ける。
21時頃に会えるとのことで現在19時、ウォーキングストリートの見物に出かけることにした。


ゴーゴーバーが立ち並び、パタヤのナイトライフスポットとしてあまりにも有名なウォーキングストリート。
まだ時間が早かったようだが通りにはストリートパフォーマーやロシアンゴーゴーバーの前ではキャストがやる気のないダンスを披露していた。
せっかくだからどこかのゴーゴーバーに入ろうかと思っていると先ほど約束をしたレディボーイから電話が入る。
よかったら今から家に来ないか?家族に会わせたいとのこと。
まだ本人にも会っていないのにいきなり相手の家に行くのは抵抗があったが、せっかくの海外旅行なのだからと思い家に行くことにした。
しばらくして位置情報が送られてくるが滞在しているパタヤ中心地からかなり離れている。というかどこ?サードロードを遥かに超えた場所だった。

近くにいたバイクタクシーの運転手に地図を見せると、オレの家の近所だ分かるから連れて行ってやると言うので乗車。
飛ばすバイクタクシーで大通りでかなりの速度を出している車の間を平気で抜けていく、死ぬかと思った。
場所は分かるから任せろと言っていた運転手はなんだかんだで道に迷い、あとは歩けと適当な場所で降ろされそうになりながらもなんとか到着した。
レディボーイの家に着くとガレージにゴザを敷いてムーガタという鍋料理を取り囲んでいた。
レディボーイの親戚や母親とその恋人の韓国人を紹介され、挨拶もそこそこにムーガタをいただいた。
レディボーイは初対面に関わらず甲斐甲斐しく私の世話をしてくれた。

2時間ほど酌み交わし、私はレディボーイと一緒にホテルへ戻ることになった。
母親ににこやかに送り出されたけど、一緒にホテルへ行くということは自分の子供が今日いきなりやってきた外国人と肉体関係を持つことを意味している。しかもレディボーイだし。
その辺りは気にしないのがタイクオリティなのだと軽くカルチャーショック。
Grabアプリでタクシーを配車しホテルへ戻る。
ちなみに500バーツ、高かった。
レディボーイから恥ずかしいため別々にシャワーを浴びたいと申し出がある。
一度は了承する私だがやはり待ちきれずに乱入する。
華奢な身体にアンバランスの大きいのが付いている。昼間ソイ6/1で遊んだレディボーイと比べ物にならない大きさで驚いてしまった。
シャワー後ベッドイン、やはり元男性だからだろうか、レディボーイは攻め方が上手だった。
こうしてタイに降り立ち、ドンムアンのベンチで始まった長い初日が終了する。
短期旅行でタイ人の家に行き、ローカルタイ人の家族と食事するなんてなかなかできないいい経験ができた。
そして今回の旅行の目的であるお騒がせタイガールに会うことができるだろうか。