5月1日よりタイ到着時の検査廃止、医療保険は1万USドルへ引き下げ

  • 公開日:2022/04/30

  • 更新日:2022/04/30

タイ政府より新たな制限緩和が発表され、新ルールでのThailand Pass申請の受付が開始。

5月1日よりワクチン接種者とワクチン未接種者もタイ入国前72時間以内の陰性証明書を所持していればタイ到着時の検査が廃止となった。
これに伴い、Thailand Passは継続するがTest&Go制度は終了となる。

入国制限緩和要件

  • タイ到着時のRT-PCR検査の廃止
    ※1日目のホテル予約が不要
  • 20,000USドル相当の医療保険加入を10,000USドル相当へ引き下げ
  • 滞在中のセルフATK検査の推奨
  • Thailand Pass継続(登録は日本時間で4月29日午前2時1分から)

※ワクチン未接種の場合でもタイ入国前72時間以内のRT-PCR検査における陰性証明書があれば到着時検査無しで入国可能。
ワクチン未接種に加えて陰性証明書も無ければ5日間の隔離及び滞在5日目にPCR検査が必要となる。

5月1日以降のThailad Pass申請必要書類

  • パスポート
  • ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)
    ※18歳以上はワクチン接種を出発の14日以上前に完了している必要あり
  • 10,000USドル以上の補償がある医療保険加入証明書

到着時の検査が廃止されたことで1日目の検査パッケージプランのホテル予約が不要となった為、Thailand Pass申請に必要な書類は以上の3点だけとなった。

その他

5月1日から要件の緩和の為、4月末までは到着時のRT-PCR検査、事前の1日目のホテル予約、2万USドルの医療保険などの現行ルールでの入国が継続される。

現行ルールで承認分のThailand Passはそのまま利用することが可能。

まとめ

以前からタイ到着時のRT-PCR検査からATK検査へ変更され、1日目のホテル予約は無くなるだろうと代替え案は出ていたが、検査自体が一気に廃止されるとは思わなかった。

ワクチン未接種の場合もタイ入国前72時間以内の陰性証明書があれば検査不要となり一気に緩和が進んでいる。

Thailand Passは継続となるが、医療保険も1万USドルへ引き下げとなり既に陰性証明書も不要となっている為、ほぼパンデミック以前までハードルが下がっている。
1万USドルなら利用付帯になるが楽天カードなどの年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険でもカバーされることになる。

あとは日本入国前の陰性証明書入手だけがネック。
ナイトライフ云々以前にマスクをしない欧米人が多く存在するタイに滞在すれば彼らとの接触の機会は多くなるだろうし、その彼らに応対したタイ人に接触する機会も多くなる。
感染者や濃厚接触者、濃厚接触者の濃厚接触者に接触するリスクは日本にいるより遥かに高いだろう。

もし帰国前に新型コロナウィルスに感染してしまえば帰国便のフライトはキャンセルになり、タイ現地での隔離生活が待っていて日本への帰国は大幅に遅れることとなる。

でもそんなことを言っていたらいつまで経ってもどこへも出かけられないし、タイへ行かない理由を探しているだけな気もする。
パンデミック以前のようなゼロリスクは不可能なのだからどこかで判断しなければならない。

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