最短3分、スマホでワクチンパスポート発行

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2回の新型コロナウィルスのワクチン接種が完了し、いつの日にか実現したい4度目のタイ上陸に向けてワクチンパスポートの発行をスマホにて行った。

日本政府が公開している新型コロナワクチン接種証明書アプリにて事前にパスポートとマイナンバーカードの用意が必要となるが、所要時間約3分でスマホにて申請出来て即時QRコード付きのワクチン接種証明書が発行されるので便利で簡単だった。

事前準備

まずはスマホで申請を行う前にパスポートとマイナンバーカードを用意する。
ちなみにワクチン接種を行った際に渡される紙の予防接種済証は今回のスマホ申請では使用しない。

次に日本政府が公開しているワクチンパスポート用アプリである新型コロナワクチン接種証明書アプリをダウンロード。

もちろんiOS、Androidどちらのスマホでもアプリはダウンロード出来る。

申請手順

アプリをダウンロードし起動すると以上のような画面が表示される。
ページ下の接種証明書を発行をタップする。

次のページに進むと用途の選択として日本国内用と海外用を選択することになる。
今回は海外に使用する為のワクチンパスポート申請だがついでに日本国内用も申請することにした。

日本国内用も海外用も申請する為にはマイナンバーカードは必須、パスポートは海外用の申請のみに必要で日本国内用の申請にはパスポートは不要だ。

☑︎ステップ1

ステップ1はマイナンバーカード受取時に設定した4桁の暗証番号を入力する。
注意事項にもあるように3回連続で間違えるとロックされ、解除には市町村の窓口に出向かなければならないので注意が必要。

☑︎ステップ2

無事に暗証番号を入力するとステップ2のマイナンバーカードの読み取りとなる。

マイナンバーカード読み取りが完了すると氏名、生年月日、性別、住所が表示され次のステップへ。

☑︎ステップ3

ステップ3はパスポートの読み取りとなる。
顔写真のあるページ全体をオレンジ色の枠に入るようにしてスキャンする。

パスポートの読み取りが完了すると氏名、旅券番号、生年月日、国籍が英文にて表示される。

☑︎ステップ4

最終ステップでワクチン接種記録が見つかり、内容が異なっていなければ接種証明書の発行となる。

これにて接種証明書の発行申請は終了。
ここまでの所要時間はアプリをダウンロードしてから3分ほど。

各種接種証明書

それでは発行された海外用、日本国内用の接種証明書を確認していきたいと思う。

☑︎海外用の接種証明書

こちらが海外用の証明書でQRコード付き、もちろん英語表記となっている。

接種内容も英語表記で海外仕様となっている。

☑︎日本国内用の接種証明書

こちらが日本国内用でこちらはQRコードや氏名、生年月日を表示・非表示とプルダウンのタブで切り替えることが出来る。

接種内容は日本語で表示される。

注意点

申請にあたって当然ながらこのアプリのサポートに対応したスマホ、マイナンバーカード、そして海外用証明書が必要な場合はパスポートが必須となっている。

また一度発行した接種証明書は更新されないので、2回接種後に証明書を発行し3回目のブースター接種完了後には再度マイナンバーカードを読み取り、証明書を発行する必要がある。

まとめ

民間や一部自治体で類似の機能を持ったワクチン接種証明アプリが運用されているが、国際的な規格を満たしていない為海外渡航時に利用出来ないことが多い。

その点この日本政府が公開している新型コロナワクチン接種証明書アプリは国際的規格を満たしているので安心して利用することが可能。

そしてマイナンバーカード、パスポートがあれば3分ほどでスマホのアプリ上から申請・発行出来るので大変便利だ。
一度発行すればスマホ内に情報が記録される為、オフライン環境でも提示可能だ。（Wi-Fi、モバイル通信がオフになる機内モードオンで確認済み）

タイ入国の事前申請であるThailand Passにもこのアプリで取得したQRコードをアップロードすることも出来る。

マイナンバーカードを取得していない方も、今後はこのワクチン接種証明書に限らず、保険証機能搭載や行政サービスに活用出来る機会が増加すると思うし、顔写真付きなので運転免許証を取得していない方は身分証明書としても強い効果を発揮する。
さらにマイナンバーカードを取得すると各種タッチ決済などで使用出来るマイナポイントが貰えるので、一手間はあるがこれを機にマイナンバーカードを取得してみたらいかがだろうか。

かつての住基ネットカードのように有効な起用法が見つからずに消滅するようなことはないだろう。