タイ旅行の持ち物を公開

  • 公開日:2021/01/16

  • 更新日:2021/01/16

私はタイへClickPack Pro(クリックパック プロ)というバックパック一つだけで旅行する。

なぜバックパック一つだけなのか、持ち物リストを公開する前に理由を説明する。

バックパックの理由

  • LCCでは預け入れ荷物は有料
  • 荷物がバックパックだけだと移動が楽

以上が私がバックパック一つでタイへ行く理由だ。

☑︎LCCでは預け入れ荷物は有料

LCCの多くは預け入れ荷物は有料サービスとなっている。

元から安いLCCのフライトチケット、エアアジアのBIGセール時に購入すればさらに安く手に入れることができる。

しかしせっかく安いフライトチケットを入手したのに預け入れ荷物の料金がかかってしまうともったいない。

ちなみに成田−バンコク間だとチケット予約時で20kgまで4,600円が預け入れ荷物料金がかかる。

☑︎荷物がバックパックだけだと移動が楽

バックパックのみで預け入れ荷物がなければバゲッジクレームで荷物がターンテーブルから出てくるのを待つ必要がなく、空港到着後にすぐに移動を開始できる。

滞在時間が限られているのでバックパックだけなら身軽で行動しやすいのはメリットだし、スーツケースなど重い荷物を持っていると体力の消耗も激しい。
さらに荷物が多いとチェック項目が増えるので紛失や盗難のリスクも増える。

バックパック

私はKorin Designの防犯性能に優れた多機能バックパック、ClickPack Pro(クリックパック プロ)を使用している。

詳しくは上記を参照。

クリックパック プロだとメインコンポーネントが17.3Lとバックパッカーが選ぶバックパックとしては容量が心許ないが、防犯性能は効果を十分に発揮するし、何よりデザインを気に入っている。

荷物

これが私の手荷物一式。
クリックパックも含めて総重量は2kgほどで、ほとんどのLCCの重量制限である7kgを軽々クリア出来る。
帰りにお土産を買っても5kg分も買わないし。

それでは一つずつ順に説明していく。

貴重品

  • パスポート、パスポートのコピー
  • マネークリップ
    普段使いしていることもあるが、タイでは屋台やチップなどで20バーツの小額紙幣を使うことが多いので、その小額紙幣をスマートに取り出せる。
  • コインケース
    マネークリップでは硬貨を持ち歩けないのでその補完的役割
  • クレジットカード(JCB、VISA)
    私はバーツを調達する手段として両替ではなくクレジットカードのキャッシングを利用している。
    JCBならタイでのATM手数料は無料で大変便利だ。
  • 日本円(2万円)
    上述した通りキャッシング派だが、リスク分散のため現金も少々持ち歩いている。

ガジェット

  • iPhoneX(SIMフリー)
    LINEや電話だけでなく、マップの確認、翻訳アプリなどにも使用する必需品。
    現地通信事業者のSIMカードを使ってデータ通信するためSIMフリー機。
  • 現地通信事業者のSIM、SIMカードケースとSIMピン
    日本で使用しているSIMカードを保管するためのケースと交換に必要なピン。
    ワンポイント

    ドコモ、ソフトバンク、auなどの各キャリアには海外でもデータ通信が出来るプランがあるが、1日2,000円近くする。現地通信事業者のSIMなら1週間で500円もしないプランがあり、Amazonなどで日本国内で入手出来る。

    ココに注意

    現地通信事業者のSIMを使用するにはSIMフリー機を用意するか、各キャリアでSIMロックを解除したスマートフォンを用意する必要がある。

  • AirPods Pro
  • Lightningケーブル
  • Ravpower RP-PB125 (6,700mAh)
    やや大きいがモバイルバッテリー搭載の充電器なのでそれぞれ別々に持っていく必要がない。
    容量は6,700mAhで急速充電に対応しておりiPhoneXを約1.5回充電出来る。入力電圧は100-240Vでタイでも電圧を気にせず充電可能。

☑︎タイの電圧と変圧器、変換器の必要性について

結論から言うとどれもほぼ必要としない。

タイの電圧は220Vであり、日本の電圧である100Vとは異なる。
しかし変圧器を必要としないケースは多々ある。

それはiPhoneなどのスマートフォンやタブレットなどの多くの電化製品が対応電圧に幅を持たせてあり、変圧器なしで様々な電圧で使用出来る海外対応となっている。

少々わかりづらくて申し訳ないが“Input/入力”の項目にあるAC100-240Vがこの充電器の対応電圧だ。日本の100Vでも使えるし、タイの220Vでも使えるということになる。
持っていく予定の電化製品の電圧はどこかしらに表記してあると思うのでしっかり確認して欲しい。

またタイのコンセントはAタイプ、B3タイプ、Cタイプの3種類で、日本のコンセントはAタイプとなる。
基本的にタイの都市部のホテルなどはAタイプがそのまま使えるが、ちょっと年季の入ったホテルではAタイプが使えないことが稀にある。

だからと言ってわざわざ日本から用意していく必要もないので、変圧器や変換器は必要になったら現地で購入するスタンスでいいと思う。

衣類

  • アロハシャツ
  • パンツ×2枚
  • 肌着1枚

これらを圧縮袋に入れてコンパクトにする。

タイ旅行は冬季以外の時期だったので、自宅からはYシャツに短パンの格好で。

パッキングをしていて一番スペースを取るのは衣類だと思うが、タイは南国なので洗濯してもすぐ乾くので私は替えの衣類は少ない。
もしどうしても衣類が必要になれば現地で150バーツくらいのTシャツなどを買うスタンスだ。

友人がタイ旅行した際は替えの衣類を大量に持って行ったそうだが、そのスタイルを否定するつもりはない。
せっかく海外旅行へ行くのに部屋で自分で洗濯するのも貧乏くさい感じがするのは事実だし、実際面倒臭い。だったらルームサービスで洗濯を頼むのもいいと思う。

  • スクラバウォッシュ(緑色の物体)
    手洗い洗濯用のウォッシュバッグ、バッグの中に水と洗剤を入れて衣類を洗濯することができる。
    洗剤は現地で購入している。
  • 制汗剤(ロールタイプ)
  • マウスウォッシュ、歯ブラシ、歯磨き粉
    ナイトライフを楽しむためには口臭を気にするべきだ。
    実際口臭に気を使わない日本人が多いとデータが出ている。
  • 洗顔フォーム、化粧水、乳液クリーム
    こちらもナイトライフを楽しむには必要。
    やはり肌が綺麗な方がタイガールのウケもいい。

☑︎液体類の持ち込みについて

歯磨き粉や化粧水やマウスウォッシュなどの液体類を手荷物として持ち込むためには100ml以下の容器に入れ、20cm×20cmのジップロックなどの透明のプラスチック製袋にパッケージしなければならない。

詳細

成田空港:液体物の持ち込みについて(国際線)

エアアジアの機内持ち込み手荷物の対応サイズ

私がよく利用するLCCはエアアジアなので、エアアジアの機内持ち込みサイズを例に紹介。

全てのお客様(2歳未満の乳幼児を除く)が、機内にお持ち込みいただけるのは、以下のいずれか2個です。:
キャビンバッグ1個、PC用バッグ1個、ハンドバッグ1個、小さなバッグ1個

キャビンバック1個:

  • 各辺の長さが56㎝(高さ) x 36㎝(長さ) x 23㎝(奥行)以内のものに限る。
  • 座席上の共用収納棚に収納ができるものに限る。

PC用バッグ1個、ハンドバッグ1個、小さなバッグ1個:

  • 各辺の長さが40㎝(高さ) x 30㎝(長さ) x 10㎝(奥行)以内のものに限る。
  • 前の座席の下に収納ができるものに限る。

最大2つの機内持ち込み手荷物の合計重量は7kgまでです。

エアアジア・インディア(I5便) 適用事項:
空港の保安規制により、ジャンムー(Jammu)またはスリナガル(Srinagar)空港出発のフライトでは、機内持ち込み手荷物は許可されておりません。

引用:エアアジア(手荷物情報)

成田−ドンムアン路線はエアアジア・インディア(I5便)ではないので、機内持ち込み手荷物事項はもちろん適用されない。

クリックパックのサイズは高さ46cm×幅34cm×奥行き16cmのなので7kgまでの重量制限をクリアできれば問題なく機内に持ち込むことが可能。

というか目視で明らかに大きいバックパックでない限りはどのLCCもサイズチェックまではしないことが多い。
重量測定に関しては成田空港では毎回チェックされたが、ドンムアン空港では一度もチェックされたことがなかった。
ドンムアン空港でチェックされなかったのはたまたまラッキーだっただけかもしれないが。

まとめ

極論を言うとパスポートやフライトチケット、現金・カード、スマホがあれば旅行は出来る。

私は日本の免許証すら持っていかない。
日本の免許証は海外に行けば身分証明にならないし、旅行中に紛失するリスクが怖い。日本国内の移動中に身分証の提示を請けたらパスポートを見せればいい。

充電ケーブルの調子が悪かったらどうしようなどとあれこれ考えて必要なものを挙げ出したらキリがない。
日本で買えるものはタイでもほとんど買えると思ってもらっていい。
積極的に荷物を減らして必要なものがあれば現地で買うスタンスで構わない。

しかしせっかく海外旅行へ行くのに荷物を減らしてバックパッカーなんてケチくさいことはしたくない。のんびりと楽しむために海外へ行くのに細かいことを考えたくないというスタンスも理解出来るし、そういった方を否定するつもりはない。

ただ私はこのバックパックスタイルで必要なものをしっかり持って行けているし、荷物を減らすために無理していることもなく、3度のタイ旅行で1度も困ったことがない。

それにやはりバックパック一つだとLCCの追加料金がかからなくて、待ち時間なく移動を開始出来て限られた滞在時間を有効に使えるメリットが魅力的だ。

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2018年から5回のタイ旅行記
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