公開日:2020/05/04
更新日:2020/11/09
私は3回の訪タイと上山田温泉で知り合ったタイガール達とLINEやFacebookのメッセンジャーアプリでお互いの安否を気遣かうなどやり取りを続けているが、そのうちの一人のタイガールより送金依頼が来た。
本題に入る前に、タイのある銀行の分析によると、タイ国内世帯の約35%は貯蓄が1か月分の生活費に満たない、金の販売店(金行)や質店に駆け込んでいるとのこと。
ナイトライフの仕事に従事しないタイ人にとってもこの新型コロナウィルスで大打撃を受けている。
さて、今回送金依頼をしてきた彼女はシラチャーの日本人向けカラオケ店で働くカラオケ嬢だが、新型コロナウィルスの影響で店は休業中、生活に困窮して援助してほしいとのこと。



スーパーに行っても食料品も手に入らない、住んでいる住居の家賃も払えない、ヘルプミーとしきりにアピールしてきた。
送金希望額はご丁寧に日本円で2万円の提示。
彼女が日本滞在時にはチップ無しで数回遊ばせてもらったこともあったのでその分を送金するならと思ってOKの返信を行ったが、銀行口座を持っていないから日本にいる彼女の知人に一度振り込んで欲しい、その仲介手数料1万円も上乗せして合計3万円。
結果として送金は行わなかった。
彼女には悪いと思ったが、いまいち得体のしれない彼女の知人に振り込むのや、仲介手数料も面倒だった。
タイガールと付き合っていくにあたって必ずどこかで直面する送金問題。
よくある送金依頼の理由として❝父親(もしくは母親)が病気でお金が欲しい❞、❝仕事がないから援助してほしい❞が多い。
本当に彼女たちの親が病気でお金を必要としているかもしれないが、彼女たちの言葉を信じる以外確かめる術はないのが実情である。
LINEで恋人気分に浸って頻繁に「Love you」、「I only you」と送りあっていて彼女のためとあなたが送金したとしても、現地で彼女にはタイ人や白人の彼氏がいて、彼らがヒモ生活を送るための資金援助をするだけなのかもしれない。
確かに今回は新型コロナウィルスの影響で住む場所や仕事を失っているタイ人は発生している。カラオケ嬢の彼女も恐らくその一人だろう。
もちろんタイガール全員がお金のためにうそをつくわけじゃないので信じて送金するのもいいと思う。
あとはあなたとタイガールとの信頼関係や今後も関係を持ちたいか、金銭面に余裕があるかで判断してほしい。
今回私は送金に他者を経由するのと手数料の面倒さがあって送金を断った。
彼女には悪いことをしたとも思うがお客さんは私だけじゃなくて他にもいるだろうから、私より熱心なお客さんに援助してもらえることを祈るばかり。