公開日:2022/05/20
更新日:2022/05/20
タイ・エアアジアXが5月17日にタイ中央破産裁判所に再生計画を申請、18日に受理されたと発表した。
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飛ぶ飛ぶ詐欺を繰り返しているタイ・エアアジアX。
今年3月に5月より成田–ドンムアン路線の運航再開を告知後、特に正式発表が無く6月へ延期。その6月再開もいつの間にか延期されてドンムアン空港発着がスワンナプーム空港発着に変更されていたりした。
さらに6月就航予定もプロモーションのメールでしれっと7月就航予定に変わっていた。
どうせ飛ばないだろうと思っていたが、今回の破産申請は斜め上をいった。
一応タイ・エアアジアXを擁護するならば、タイ側の規制緩和が進みほぼ全面開国していても、原則外国人観光客の受け入れを停止している現在の日本側の規制緩和が進まなければタイ人の乗客は望めない。
ほぼ日本人しか利用しないのであれば飛ばすだけ赤字になってしまうだろうから、延期をしながら日本の規制緩和をギリギリまで待ちたいのだと思う。
でも延期について正式な告知がほとんど無く、返金対応無し、就航の目処が立っていないのにプロモーションのメールを送りまくるのは一切擁護することは出来ない。
6月より就航が予定されていた成田–スワンナプーム路線のフライトは計画通り行い、乗客への影響は一切ないとしている。
タイ国際航空も2020年5月に経営破綻したが、その後会社更生申請しフライトは続いている。
タイ・エアアジアXのフライトは今後いつかは飛ぶとは思うが、7月就航予定も実に怪しい。
飛ばすと言っていつまでも飛ばさない航空会社の言うことは誰も信用しない。
タイ・エアアジアCEOは“すべての利害関係者が全面的に計画を支持する”という見方でいるらしいがちょっと楽観的過ぎないか。
それともこれは日本人的な考え方で海外ではこういう考え方が一般的なのだろうか。
タイ・エアアジアXのチケット購入は就航が開始して飛んでからにしましょう。