期待外れのau新プラン

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12月9日午前にKDDIが5Gスマートフォン向けの新プランを発表したが、先日ドコモより発表された新プラン「ahamo」と比べると「安くない」「期待外れ」「ゴミプラン」などの意見が多く聞かれている。

結論：検討するに値しない

先に結論から入る。
契約を検討するに値しない。

これだけではあまりにも公平性に欠けるので一応プランの紹介はする。

データMAX 5G with Amazonプライム

5G通信のデータ使い放題の料金プラン「データMAX 5G with Amazon プライム」。AmazonプライムとTELASA（見放題プラン）を利用できる。
月額9,350円だが、家族割プラスやスマホ応援割III、5Gスタート割などの適用で、契約翌月から6カ月間3,760円で利用できる。

データMAX 5G Netflixパック (P)、データMAX 5G ALL STARパック (P)

5G通信のデータ使い放題の料金プラン「データMAX 5G Netflixパック (P)」。AmazonプライムとTELASA（見放題プラン）を利用できる。
Netflixパックは月額9,650円だが、家族割プラスやスマホ応援割III、5Gスタート割などの適用で契約翌月から6カ月間4,060円で、ALL STARパックは月学11,150円が家族割プラスやスマホ応援割III、5Gスタート割などの適用で契約翌月から6カ月間5,460円でそれぞれ利用できる。

相変わらず分かりにくい新プラン

上記の新プランを見ていただければ分かるが、※※※※マークばかりでとても分かりづらいプランとなっている。

菅首相、及び武田総務相には分かりづらさの是正と基本プランの値下げを再三要求されているにも関わらずその要求を一切無視している。

ドコモ「ahamo」と比べると

ahamoは月20GBのデータ容量でauの動画サービス付き新プランと違い動画サービスはセットになっていない。

音声通話ではahamoが5分まで通話料無料だが、auプランでは30秒ごとに20円の通話料が発生する。

まとめ

データ容量20GBのahamo、データ容量無制限動画サービスがセットのau新プラン、ターゲット層が異なるのでどちらがいいかと比較するのは難しいが、世間が求めているのは抱き合わせや複雑な注釈の割引を適用した条件付き料金プランではない。

ドコモahamoプランや楽天モバイルのようなシンプルかつ低料金のプランが求められているのが理解できていないKDDIには驚きしかない。

事実Twitterではauからドコモへの乗り換えを検討する声が多く聞かれ、「au解約」がトレンドの1位を獲得している。
さらにKDDIの株価は下落中、これが世間の反応である。

発表会の質疑応答でKDDIの東海林崇副社長はahamoについて「市場に対して一定のインパクトがある」とし「必ずわれわれも満足いただけるものを出していきたい」と述べたが具体的な時期や内容には言及しなかった。

今日の発表会で具体的な内容について言及できないのであればなぜ発表会を行ったのか。

あとはソフトバンクの出方次第だが、やる気がないなら帯域やプラチナバンドを楽天モバイルに明け渡せばいい。

最後にもう一度言うが、契約を検討するに値しない。