公開日:2020/04/04
更新日:2020/11/22
タイ保健省は4月2日、タイへの入国者に対する検疫措置の強化を発表しました。
日本を含むリスク地域からの渡航者はタイ政府が指定するホテルや軍の施設において14日間検疫(隔離)されるとのことです。
新型コロナウイルスに関するお知らせ(タイ保健省による検疫強化の発表)
・日本などリスク地域からの渡航者は空港でサーモスキャンでのスクリーニングを受ける。
※発熱が確認される場合はガイドラインに沿って更なる検査の実施や医療機関への隔離などの対応
・渡航者はAOTエアポートアプリをダウンロードし、T8フォームに入力しなければならない。
・タイ入国後14日間、以下のとおり地域での検疫(隔離)または自宅での検疫(隔離)となる。
・渡航者がバンコクまたはその周辺県滞在の場合はホテル、軍の施設など政府が提供する指定疾病管理区域で検疫(隔離)される。
・渡航者の滞在地域が上記以外の県の場合は状況に応じて地方当局が提供する指定疾病管理区域または渡航者の宿泊施設で検疫(隔離)される。
・渡航者が自宅での検疫(隔離)を希望する場合は空港職員の指示に応じて、新型コロナウィルス陰性の検査結果を提示しなければならない。
・渡航者はタイ政府が準備した車両で上記の検疫(隔離)場所まで移送される。
発熱が何度以上なのか具体的に記載されていないため不明です。
隔離場所もバンコクやその周辺県に滞在の場合は政府指定のホテルや軍の施設とのことで、どのような場所に移送されるのかも不明でさらに不安を煽られますね。
そこそこのホテルなら設備が整っているでしょうけど、安いそうなホテルや軍の施設と聞くとなかなかイメージがわかないので身構えてしまいます。
そもそも現在タイは外国人のタイ入国を原則禁止の措置中。
さらには4月3日により夜間外出禁止令も発令中。
加えてLCC各社も日本-タイ路線も運休しており、日本人旅行者がタイを訪れることは事実上不可能なのでこの検疫措置は全く関係ないことですが、この対応がいつまで続くかは不透明です。
日本人旅行者がタイを訪れることが出来るようになってもこの検疫措置が続いているとは考えにくいですが、まだまだずっと先のこと。
今は終息をずっと待つしかないですね。