公開日:2020/06/02
更新日:2020/11/09
5月29日、タイ全土で発令されている非常事態宣言の一部緩和が発表され、6月1日から適用されます。
現在23時から翌4時までの夜間外出禁止令が23時から翌3時まで1時間短縮、県境をまたいだ移動に関する制限緩和や日常生活の維持に重要な各種施設の緩和となります。
Contents
新型コロナウイルスに関するお知らせ(タイ政府による規制緩和:6月1日から)
1.外出禁止令
・23時から翌3時までの外出禁止(1時間の短縮)
・23時以前に出発し、翌3時以降に目的地に到着する長距離バスなどの交通機関
2.学校及び教育機関の施設使用
3.経済上の業務及び日常生活を送るための活動
・ショッピングモールは21時まで営業可能
・エステ、美容院及び理髪店は1人当たり2時間を超えない施術時間で店内の順番待ちが無い状態での営業
4.運動もしくは健康増進、レクリエーションに関する活動
・針灸、タトゥーショップ、タイ古式マッサージ、フットマッサージ施設の営業
・対戦相手のいないシャドーボクシング、ミット打ちに限るムエタイジムの営業
・運動、サッカー、フットサル、バスケットボール等は練習に限り認め、見物人は10名を超えてはならない
・ボウリングなどの遊戯は練習目的に限る
・映画館、劇場は200名を超えない人数制限を行った上での営業
・ジェットスキー、バナナボート等の水上活動の池は営業可能、遊具の数や敷地規模に応じて人数制限を行う
・動物園の営業
新しい生活様式に向けた規制緩和が着々と進んでいますね。
今回の緩和項目に注目されるナイトライフ施設については進展なし、まずはタイ国内の日常生活は取り戻そうといった規制緩和です。
さらに6月30日までとされるタイへの国際線フライト規制についても不透明のままです。
読売新聞は独自記事として夏以降日本はタイ・ニュージーランド・オーストラリア・ベトナムの4か国を対象に入国制限の緩和を行う可能性があり、往来再開を検討と報じていますが、日本政府より正式な発表は6月2日現在ではありません。
7月1日から従来通りタイ入国が出来るのか、入国出来たとしても14日からの自己検疫や渡航前72時間以内発行の飛行可能健康証明書の問題が残っています。
14日間の自己検疫措置や健康証明書措置が継続される限りは短期旅行者は実質的に入国出来ないのと同じですからね。