公開日:2020/05/27
更新日:2020/11/09
タイ政府は5月26日の閣議決定により、5月31日までの期限だったタイ全土を対象にした非常事態宣言を6月30日まで延長すると発表しました。
非常事態宣言は当初4月26日まででしたが5月31日まで延長されており、今回の延長で2回目となります。
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新型コロナウイルスに関するお知らせ(非常事態宣言の延長:6月30日まで)
タイ政府は3月26日から適用された非常事態宣言に基づき、外出禁止令、外国人のタイ入国制限、ロックダウン、集会の禁止等新型コロナウィルスに対して様々な対策を講じてきました。
しかし、タイを含めた世界各国で感染は終息しておらず、多くの感染者がいまだに出ており、アメリカなど感染対策を緩和・解除した国で感染の第2波に襲われています。
その為タイ政府は国民の生命や安全を維持するために非常事態宣言を再延長することが必要であり、感染症対策が効率的に実行することが重要であるとプラユット首相は述べています。
一部規制の緩和が進んでいたタイ非常事態宣言ですが、5月末までの延長に続いて2回目の延長となりました。
どちらにしろタイへの国際線フライト規制による外国人のタイ入国規制が6月30日までなのでそれに合わせたのかなと思います。
日本では一足早く緊急事態宣言が解除され、自粛疲れからの気の緩みで第2波が懸念されていますが、新型コロナウィルスのせん滅は不可能。
コロナウィルスに付き合う新しい生活様式を構築していかなければならない時期です。これは日本やタイに限らず世界各国で必要なことです。
7月1日に非常事態宣言や外国人のタイ入国規制の解除になるかは不明で、7月から観光客を受け入れるかも分かりませんが、あと1カ月とりあえずは我慢を続けなければなりませんね。