公開日:2020/12/30
更新日:2020/12/30
12月19日にバンコク近郊、サムットサコーン県の海鮮市場に関連する新型コロナウィルスのクラスターからタイ国内で感染が広がっている。
バンコクでは連日新規感染者が見つかっており、ラヨーンでも大規模クラスターが発生、チョンブリー・パタヤでも感染者が確認されている。
素早い対応で抑え込みに成功していたタイだが、現在は感染者の拡大に歯止めが効かない状況だ。
バンコクが主催するカウントダウンは全て中止になり、それに続くようにタイ国内の他都市でもカウントダウンイベントは中止の措置が取られている。
バンコクでは2020年12月29日から2021年1月4日を期間に定め、新型感染症対策の規制として
を発表、それ以外にもサムットサコーンに近い学校の休校など。
またパタヤでは2020年12月30日からの規制として
を発表した。
全てのショッピングモールは閉鎖され、銀行や生活用品を販売する店舗のみ一部営業となる。
タイ国内の連続新規感染者なしなんて遠い昔の話となってしまった。
今のところ一部地域のロックダウン以外、タイで全国的なロックダウンの措置は取られていないが、これからは分からないので情報を確認していきたい。
プラユット首相は不要不急の外出を控え、年末年始は自宅で過ごす“ステイホーム”を呼びかけている。
日本国内も連日最多の感染者数を更新などのニュースが続くが、タイも12月に入ってから感染が急激に広まってしまった。
せっかく2021年1月より各航空会社が定期フライトの再開やノービザでのタイ入国など規制緩和が進んでいたのに残念だ。
来年こそタイに行けると信じて今年1年頑張ってきたが、来年もタイ好きにとって試練の年となりそうだ。