公開日:2020/06/30
更新日:2020/11/10
タイでは6月30日まで国際線フライト規制が続いていますが、入国規制の緩和についてタイ民間航空局が6月29日に発表しました。
現在タイではタイ国籍以外の外国人は外交官や労働許可証を有する者以外入国を制限されていますが、今回の発表で制限を一部緩和することとなります。
新型コロナウイルスに関するお知らせ(タイ民間航空局による新たな告示の発出:7月1日からの適用)
航空機について
1、政府及び軍用の航空機
2、緊急着陸を行う航空機
3、乗客の降機を伴わない給油目的の着陸を行う航空機
4、人道目的、医療目的もしくはCovidー19感染者を支援するための物品輸送を行う航空機
5、本国送還のため飛行が許可されている航空機
6、貨物輸送
以上の航空機はタイ民間航空局より許可が与えられた場合、出入国を行い離発着を行うことが出来る。
乗客について
1、タイ国籍を保持する者
2、タイ首相により規制が免除された者、もしくは招待された者
3、タイ国籍を保持しない者で、タイ国籍を保持する者の配偶者・家族
4、タイ永住権を持つ外国人
5、労働許可証を持つ外国人
6、運送業者
※業務終了後は速やかに出国
7、出入国期限が明確に定まった乗務員・運航従事者
8、タイ国内の教育機関に通学する留学生とその家族
9、タイ国内で治療を受ける必要のある外国人及びその付添人
※新型コロナウィルスの治療は該当しない
10、タイ国内で活動する外交官及びその家族
11、特別合意事項によってタイ入国を許可された外国人
以上、7月1日00:01以降適用
現時点ではこれ以上の詳細は明らかではなく、タイ人帰還便以外の国際旅客便の有無、PCR検査の要否等も定かではないとのことです。
当然ながら観光目的の入国は言及はなし。
そもそも各航空会社がフライトを運休中、挙句にタイ国際航空は経営破綻、ノックスクートは会社清算手続きとフライト自体がない状況。
旅行者が14日間の検疫無しで以前と同じように気軽にタイ旅行出来る時が来るのでしょうか。
各航空会社の今後のフライトスケジュールや7月末まで延長されたタイ非常事態宣言の動向を見守りたいと思います。