公開日:2022/12/04
更新日:2022/12/04
疲労感たっぷりの初日を黒人ガールで終えた私は、5時間ほど睡眠を取り世界遺産アユタヤへ。
アユタヤへ向かう方法は色々あるが、私は歴史あるフアランポーン駅を見たかったので列車で向かうことにした。
まずはホテルから朝のバンコクを見学しがてら徒歩でMRTスクンビット駅へ、そこからMRTフアランポーン駅に到着。

MRTとフアランポーン駅はほぼ直結だが駅舎の外観が見たかったので正面に回ってみる。

駅舎の中もステンドグラスのようになっていて美しい。

線路とプラットホームもほぼ高さが一緒だ。
8時20分のアユタヤ行きに乗車し9時45分頃にアユタヤへ到着。
アユタヤ駅周辺のトゥクトゥクドライバーの勧誘を断りバイクをレンタルした。

1日200バーツ、ガソリンを満タンにして18時までに返してくれとのこと。
レンタルに対する補償としてパスポートか日本の免許証の原本を預けることになる。
せっかく取得した国際免許証のチェックは無かったので国際免許証が無くてもレンタル出来そうだが、事故の場合の補償や現地当局の取り締まりもあるかもしれないのでそこら辺は自己責任で。
この日の相棒はホンダ・スペイシー、教習所で乗った以来で懐かしい。
ちなみにスピードメーターとトリップメーターが壊れていたが、現地のスピードの流れに乗った感じだと70、80キロは出したと思う。

まずはアユタヤ遺跡群からは離れた場所にある日本人村へ。
というかこの日本人村を訪れたかったのでレンタルバイクにしたようなものだ。
正直敷地内には作られた日本的な物しか無いが、小さいミュージアムでアユタヤ王朝の歴史や日本人村との関係などを10分ほどの映像を日本語で視聴できるのでアユタヤに訪れたら一番最初に行って欲しい場所だと思う。
基本的に観光地には長くいたくない私なのだが、この日本人村にはもっと滞在したいと思えるほどだった。
しかし時間も限られているので次の目的地へ向かう。
東南アジアを代表する貿易都市として繁栄したアユタヤ、華やかなタイ文化と豊かな民芸と特色ある寺院建築のクメール文化が混在するこの複雑でシュールな古都はタイ屈指の美しさを誇る。

そんなアユタヤ遺跡群で最も有名なのはワットプラマハタートだろう。
この木に侵食されたブッダの頭はアユタヤにおけるハイライトだ。


ワットプラマハタートからほど近い場所に位置するワットプララーム。
規模はワットプラマハタートと比べると小さいが、どの角度からも中心に存在する塔が特徴的だ。

次はワットヤイチャイモンコンへ向かう途中ローカルな食堂があったので入店してみた。
店主のおばさんは英語は分からない様子で私もタイ語は挨拶も出来ないレベルで話せないが、とにかく食べさせてくれとジェスチャーでオーダー。

カリカリした豚肉がご飯の上に乗っており、カオムークロップだろうか。
おばさんに聞いてみたが私はタイ語が全く聞き取れないので不明だった。
味はとても美味しい、水も提供されたがローカル食堂なので水の出どころに不安を覚えるもアユタヤの日差しで喉が乾いてたので一気に飲み干す。

この後ワットヤイチャイモンコンへ向かうが画像データに破損があった為、残念ながらこのローカル食堂から撮った写真のみ。
帰りのアユタヤ駅からフアランポーン駅へ列車で戻る。
バイクを返却しチケットも購入していざ乗り込むと、私の座席に大荷物を抱えたタイ人のおじさん達が座っている。
私の座席だと言おうとしていたら私の座席の横の白人の青年が自身の座席を譲っている。
さらにはタイ人の青年や女性も年配者に座席を譲っているので、ここは私も彼らに見習って年配者に座席を譲ることにした。
この日の遺跡巡りでどの遺跡を訪れても熱心に祈りを捧げており厚い信仰心を感じさせる素晴らしい儀式を目の当たりにして、信者ではない私さえ感銘を受けた。
年配者を敬い徳を積む行為を行うことで、タイのブッダ達は私の欲望にまみれた今回の旅を許してくれるだろう。
とは言え座席が空くまで30分立ちっぱなしはかなりこたえた。
この日も疲労を感じながらホテルへ、シャワーを浴びて数時間仮眠をしてからナイトライフに繰り出すつもりが夜中の3時になってしまった。
仕方がないので今夜のナイトライフはお休み、初日の疲労もあったのでいい休養としたい。