公開日:2022/12/08
更新日:2022/12/08
あやみちゃんと別れ、私の旅はもう少し続く。
最後の目的地はパタヤだ。
今回の旅の目的はこの国の可能性を身をもって証明し、タイフリークにおける正義と真実の証を見つけなければならない、このコロナ禍で旅行が出来る選ばれしものとして…
チェックアウト時にデポジットのレシートを求められたがうっかり無くしてしまったことに気がついた。
6,000バーツで葛藤していたケチな私に1,000バーツのロストは痛いが決まりは決まりだ。
諦めてレシートを無くしたことを告げるとチェックインを担当してくれたマダムが「私がデポジットを受け取ったのは覚えている、レシートがなくても大丈夫」と1,000バーツを返金してくれた。
なんと親切で慈悲深いのだろう、国民の9割が仏教を信仰しているからだろうか。
5日間滞在したスクンビット11に別れを告げ、パタヤ行きのバスへ乗るためBTSナナ駅からエカマイ駅横のバスターミナルを目指す。
今まではドンムアン空港に降り立ちモーチットバスターミナルからパタヤへ行っていた為バンコク市内からパタヤへ向かうの初だ。
タクシーが最も楽な移動手段であるが、ここはやはりバスで向かう。

エカマイバスターミナルに到着。
大体1時間に1本パタヤ行きのバスが発車している。

ターミナル内に入ると至る所からパタヤパタヤとの声が聞こえ、PATTAYAの看板があるが、お馴染みのノースパタヤバスターミナルに到着するバスのチケットは画像右端の28番窓口で購入出来る。
131バーツで、特に指定がなければその時点で一番早いバスのチケット購入となる。
購入時は既に11時5分で12時のバスかなと思っていると11時のチケットだった。
どうやらディレイしているらしい、早速乗り場へ向かう。

よく見たお馴染みのバスだ、11時17分にバスは発車した。

今まではモーチットバスターミナルから最終バスでパタヤへ向かっていた為、明るい時間にバスに乗るは初回のドンムアン空港で野宿した時以来だ。

11時17分にエカマイを出発して13時25分に到着、約2時間くらいだ。
この路線は2時間30分くらいかかると聞いていたが早く着いた。
バスターミナル横のファミリーマートが閉業しており、時間の流れを感じさせる。
バス降車時に横付けされるバイクタクシーやターミナル内ソンテウの熱い勧誘を断り、少し離れたからBoltでバイクタクシーを呼ぶ。
従来のバイクタクシーが溜まっている場所で呼ぶとトラブルが起こり得るらしいのでBoltやGrabを利用する時はちょっとした配慮が必要だ。
バスターミナル付近からツリータウン近くのホテルまで36バーツ、前回同じ区間で従来のバイクタクシーを利用した時は80バーツくらいだったので半額以下で驚いた。

以前にも宿泊したことがあるアットマインドグループのホテル、アンバーパタヤ。
今回を含めて4度タイを旅行したが毎回滞在ホテルが違ったので、以前と同じホテルに滞在するのは何気に初めてだ。
ここは近年パタヤで最も発展・盛り上がっているツリータウンから徒歩圏内、ソンテウに乗ればウォーキングストリートにも行け、センタンにも近い立地にある。
プールもリゾート感があって部屋も綺麗で気に入っている。
さて、私がパタヤへ来たのは”あちらの世界”知るためだ。
日本の山に囲まれた地域で育った私は海沿いの暮らしに憧れていた。
ビーチや美食、多言語に囲まれて暮らしたら人生はどんな風に変わるのだろうか。
そして過去3度のパタヤ旅行で共に過ごしたレディボーイにも会う予定だ。
しかしLINEに返信がない。
普段はレスポンスがいいのにどうしたのだろうか。
その後もメッセージを送り続けるが既読すらつかない。
パタヤではレディボーイと会うことにしていたので全くのノープランだ。
ナイトライフの相手を切り替えてもいいのだがレディボーイから連絡が来たら面倒だ。
結局その後は深夜を過ぎてもメッセージが無く、ツリータウンのバービアもウォーキングストリートのゴーゴーバーも閉店し身動きが取れずそのまま翌日を迎えることとなってしまった。